フォトアルバム

アラキ工務店

2016年9月24日 (土)

桟葺

大屋根を改修中の市内某古民家。

土葺きから桟葺きへと仕様を変更。 既存瓦を出来る限り再利用し、屋根を軽量化。既存葺き土の重量から計算すると、1㎡あたり約20kg程度の軽量化が望める。

既存の姿をそのままに、今回の施工面積180㎡×20kg=3,600Kg(3.6t)の軽量化に成功。

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2016年9月17日 (土)

松脂

現場調査にお伺いした京町家。

奥様曰く、大正14年(1914年)以前に建てられた京町家。外部及び玄関の化粧材と土壁を再生し、当時の姿へとお色直しする予定。

100年以上の年月が経過した京町家。玄関上部の人見梁(地松)からは、今もなお松脂が滴り落ちる。

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2016年8月 4日 (木)

屋根

宇治市某所。改修予定の京町家。
改修予算案を作成するために、既存屋根の状態を調査。 経年による劣化は確認できるが、こまめに手入れされてきた和型いぶし瓦の屋根。結果は、数十枚の瓦差し替えと、熨斗瓦の補修程度で十分に対応できると判断。
大屋根の状態によって大きく予算が変化する町家改修工事。屋根の現状を把握し、今後の対応年数を見立てる調査は、改修予算を編成する上でとても重要な調査のひとつ。

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2016年7月30日 (土)

ササラ

市内某所京町家改修現場。

改修中の大和天井。 蟻害を受けていたササラ桁と梁の改修。

...

被害の大きかったササラ桁は新材と交換。また、比較的被害の少なかったササラ桁を受ける梁は追っ掛け大栓継ぎにて補修。

白蟻も自然界では大切な役割があるとはいえ、できれば住宅を蝕む事はご遠慮願いたい・・・。

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2016年6月25日 (土)

構造

現在改修中の京町家。

構造改修の真っ最中。
 風化した無筋コンクリート基礎の一部を解体し、新たな布基礎を施工中。合計12個ジャッキを用いて建物を支えながらの工程。いたる箇所に補強材が必要な為に、現場は写真のような状態に。

 始まったばかりの構造改修。まずは足元を丁寧に整えることに専念する。

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2016年6月13日 (月)

撮影

市内某所。

新畳の香りが充満する室内で、ひとり竣工写真の撮影に励む。

 竣工時にはいつも無事に現場を終えられた安堵感と、また一つ現場を失う失望感が入り混じった複雑な感情が込み上げる。
 そんな感傷に浸りながらの竣工写真撮影は、私にとってはとても大切な時間。

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2016年6月 6日 (月)

離レ

市内某所。 先日より着工した1列3室型の京町家。

現在、離レを解体中。 基本的な意匠を引き継ぎつつ、新たに採用する材料などが、母屋を上回るような意匠にならない様に、意識しながら控えめに仕上げる予定。

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2016年5月25日 (水)

解体

市内某所。

新築工事に向けて既存木造住宅を解体中。 改修工事における部分解事と違い、全解体はやはり勝負が早い。

竣工までは長い道のりだが、その道のりにこそ、充実した日々がある。

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2016年3月31日 (木)

腐食

某町家改修現場。

 雨漏りの影響で腐食していた梁と桁の差し替え工事が完了。今回の構造改修工事も山場を過ぎて一安心。  危険を伴う構造改修工事。まずは安全第一で漸進的に工程を進める事がとても大切。

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2016年3月14日 (月)

束髪

 某改修現場にて押入れのシナベニヤを解体すると現れた広告紙(?)。廻りの紙の日付から、時代は大正4年(1915)前後と推測。その中でも目を引くのが、約100年前の日本人女性の姿。特にその髪型は伝統的な【日本髪】ではなく、簡素な【束髪(そくはつ)】。
 明治末期から大正時代にかけては女性の社会進出が進んだ時期。軽くて簡単に結える束髪からは、当時の女性たちの時代背景が推測できる。

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